福祉科・技能連携コース
高校卒業資格とともに専門知識と技能が自分のものに
男女共学 定員40名
技能連携コースとは専門的な教育を施す大川学園高等専修学校と通信制の大川学園高等学校に同時に在籍するコースです。
技能連携制度により大川学園高等専修学校で学んだ福祉に関することはそのまま高等学校の単位として認められます。
大川学園医療福祉専門学校の介護福祉学科に進学してさらに専門的な教育を受けて介護福祉士を目指す生徒も少なくありません。
埼玉県内においても、隣接する東京都多摩地区においても、「福祉」に関して専門的に学べる「福祉科」を有する学校は少なく、大川学園高等学校の福祉科は地域において貴重な存在と言えます。福祉に関して専門的に知識、技術を学んだ生徒は福祉の現場においては即戦力となりえます。また福祉の知識技術は、日々の生活の中でも活かせる大切な宝物となるでしょう。
福祉科の生徒は、介護福祉士養成校として厚生労働省認可を受けている大川学園医療福祉専門学校の学生が学ぶ施設設備を使用し福祉に関する知識、技術を学びます。
「福祉」に関する知識、技術は高校に入学して初めて学びます。1年次では全員が共通した福祉に関する基礎科目を履修し学びます。
基礎を学ぶ中で、自分の福祉への適性を見出していきます。2年生に進級する際に、自分の適性を考慮して「介護福祉コース」または「総合福祉コース」のいずれかを選択します。
「総合福祉コース」は福祉に関する基礎的な学習をしつつ、福祉の分野以外の進路を見据えた学習を行います。
「介護福祉コース」は福祉に関してより専門的、実践的な学習をします。このコースでは週一日の施設実習が必修となります。
福祉科に在籍する生徒は全員卒業と同時に「介護職員初任者研修」の修了証を手にすることができます。介護職員初任者研修課程とは旧ホームヘルパー2級に相当するもので、介護福祉士を目指すキャリアパスの礎となるものです。
福祉科ではこの他にも「福祉力検定」や「福祉住環境コーディネーター」などの資格検定合格に向けて補講などを行っています。
「総合福祉コース」では全国商業高等学校協会主催の「ビジネス文書実務検定」に向けての授業を行っております。